骨密度に着目し、X線の透過率を数値化することで骨量の減少を早期に発見し、骨粗鬆症の適切な予防や治療を行うため骨塩定量を測定します。当院では、前腕骨(手首)の骨で骨塩量(骨密度)を測定しています。
検査の手順 | 処置室の外来看護師からクリアファイルを受け取り、放射線科受付にクリアファイルを出していただき、放射線科前の長椅子に座ってお待ちください。 |
---|---|
名前を呼ばれたら | 診療放射線技師が骨塩定量室にご案内します。 |
検査時間 | 座った状態で検査します。検査自体は約20秒で終了します。 |
影響 | 痛みも何もありません。安心してください。 |
X線を連続的に照射し、テレビモニタを通じて検査部位の映像をリアルタイムに観察します。
病巣や異物の位置関係の把握、マーキング、骨折・脱臼の整復(ずれている骨を元の位置に戻す)時に使用します。造影剤を使用し、関節・脊髄等の造影を行い、様々な原因による関節・脊柱管内の神経組織の圧迫や狭窄の位置や程度を評価する検査に使用します。骨病変や骨折等の描出を得意とします。
検査の手順 | 検査の準備が出来ましたら、外来看護師か診療放射線技師がお呼びします。 |
---|---|
名前を呼ばれたら | 放射線科の検査室に入室していただき、検査台に横になっていただきます。 |
検査時間 | 検査部位により異なります。10~30分程度です。 |
影響 | 検査部位により痛みを伴う事があります。 |
当院では、最新の撮影機器FPD(フラットパネルディテクタ)を使用して撮影を行っております。このFPDの導入により、被曝量を減らしつつ画質を向上させることができ、さらに、写真を瞬時に確認できるためスムーズな撮影を行うことができるようになりました。
当院では、CR(コンピューテッド・ラジオグラフィー)システムを導入しており、コンピュータによる最適な画像処理により、安定した写真を提供することができます。デジタル画像なので、任意に濃度やコントラストを変化させることや、距離、角度の測定、コピー作成などが容易に行えます。また、撮影時の被ばく線量を低減することができます。
整形外科のあらゆる部位の手術や、手術前の麻酔時に使用します。手術中の目的部位を様々な方向からリアルタイムで確認することが可能です。
手術室で手術中、手術後のX線撮影を行う場合に使用します。一般撮影室に来ることができない病棟患者様の為に病室でX線撮影を行う場合も使用します。