
股関節は体を支える重要な関節ですので,その障害は歩行困難や運動障害を引き起こします。当院では、変形股関節症、アスリートの股関節障害、特発性大腿骨頭壊死症といった股関節疾患の治療を行なっています。
治療の基本は保存療法です。
質の高い理学療法を行なっていることも当院の特徴です。理学療法士と共同で、なぜ股関節に疼痛が生じているのか?を運動学的な観点から診断します。関節可動域訓練や筋力トレーニングなどの理学療法を行い、疼痛の軽減や運動機能の改善が得られるかを検討します。X線で変形が進行した場合でも、長期間手術を回避できる患者様もいらっしゃいます。
“股関節は痛いけれど、レントゲンはそれほど悪くないので、お薬やリハビリテーションで様子をみましょう”
“レントゲンは悪いのですが、まだ若いので人工関節はもう少し待ちましょう”と言われた方はいらっしゃいませんか。
当院では、股関節内視鏡手術を多くの患者さんに行わせていただきました。その経験から、股関節周囲の炎症が股関節の痛みを引き起こしているということが解ってきました。太ももの前側にある筋肉の腱が骨盤の付着部で損傷し(大腿直筋直頭部分損傷)、その周囲に炎症を起こしていると想定しています。痛くてあぐらが出来ない、階段を登るときに足の付け根が詰まる感じがするといった症状が出るようです
① 専門の理学療法士と共同で股関節機能評価を行
い、股関節痛の原因を探索し、まずは質の高い運
動療法(リハビリテーション)を行ないます。
② 手術治療を要する場合には、股関節鏡手術を行な
います。損傷した腱や炎症がおきている脂肪組織
のクリーニング手術ですので、入院は3日程度と
早期の社会復帰が可能です。
③ 術後も専門の理学療法士によるトレーニングを継
続します。
症状をタップすると疑われる疾患が表示されます。