未熟児から100歳を超える御老人まで
全道100ヶ所以上の病院で 麻酔を担当

一般に ”麻酔は事故が多く危険なもの” と思われがちですが、今の麻酔の安全性は非常に高く、専門の麻酔科医が行えば、手術の際に麻酔に関係する重篤な合併症はほとんどありません。
そのため、最近の麻酔では質を向上させて、周術期の患者様の苦痛を軽減することが目標になっています。
例えば、手術前の不安や空腹、術後の痛みや吐気など、これまであまり考慮されなかった患者様の訴えに目が向けられています。
最先端の知識・技術を導入して、手術中はもちろん、術前や術後も患者様が快適に過ごせることを心がけております。

麻酔科医師より患者様ごとに麻酔方法についての説明をします。
心配なことや不明なことにお答えします。

手術中はずっと患者様の側にいて、痛みと意識がないように麻酔を行い ます。
また呼吸や循環の状態をモニタリングして、手術中の患者様の安全を確保しています。
四肢の手術では手術後の痛みを和らげるために、神経ブロック(神経周辺 に局所麻酔剤を注入すること)を実施しています。
神経ブロックは、手術の前に麻酔科医が行います。手術後の痛みを和らげることで、患者様のストレスを軽減するのは勿論のこと、早期から円滑にリハビリを始められるというメリットがあります。
早期のリハビリ開始は、早期退院にも繋がります。
手術側の足の付け根に超音波装置を当てて大腿神経を確認します。
超音波のモニターを見ながら、神経ブロック用の針を大腿神経の近くに刺し、局所麻酔液を広がりを確認しながら投与します。その後大腿神経に沿って細い管(カテーテル)を挿入していきます。




カテーテルは医療用アロンアルファ―と透明テープで固定します。


手術後はカテーテルにポンプをつなげ、局所麻酔薬を持続的に注入します。手術後、「まったく痛くない」と話す患者様もいるほどです。

手術側の膝の裏に、超音波装置を当てて、坐骨神経の場所を確認します。

膝上の大腿外側部から神経ブロック針を坐骨神経の近くに進めて、局所麻酔液を注入します。

肩―腕―手の神経は、首の骨(頸椎)の脊髄から出ています。この神経は鎖骨や脇の下で互いに絡み合うので、腕神経叢(そう)と呼ばれています。
この部位に局所麻酔液を注入し、痛みを感じないようにするのが腕神経叢ブロックです。
当院ではX線を見ながら、腕神経叢に細い管(カテーテル)を挿入して、術中・術後を通じて持続的に鎮痛を行っています。
X線を見ながら、神経ブロック針を手術側の腕神経叢の近くに進めて、局所麻酔液を注入します。その後、腕神経叢に沿ってカテーテルを挿入します。





カテーテルは医療用アロンアルファ―と透明テープで固定します。カテーテルにポンプをつなげ、局所麻酔薬を持続的に注入します。

