医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院 整形外科リハビリテーション科

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腱板断裂のリハビリテーション

腱板断裂のリハビリの特徴

リハビリは内容が重複する部分が多いですが、大きく分けると保存療法に対するものと、手術後に対するものの2種類があります。

保存治療に対するリハビリ

保存治療の目的は、痛みを減らすこと、動きの範囲(可動域)の維持にあります。

腱板断裂があっても痛みがあるとは限りません(無症候性)ので、投薬による炎症と疼痛の改善を図ります。

疼痛の改善が得られれば、適切な肩の機能のために動きの改善も図らなければなりません。

この動きの改善には2つの要素が含まれます。

1つは関節自体の可動性(柔軟性)

2つ目が動かす能力(筋力)

になります。

関節自体の柔軟性がなければ、どんなに筋力があっても、関節は動きません。 また、どんなに筋力があっても、柔軟性がなければ、関節は動きません。

よって、この2つの要素はお互いに欠くことの出来ない要素になります。

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1.関節の可動性(柔軟性)トレーニング

痛みによって不動となり、関節が硬くなっている場合が多いので、その硬さを改善する必要があります。

その方法は、いわゆるストレッチとなりますが、肩関節は、身体の関節の中でも一番自由度(動きの方向)が高い関節で、多方向への動きが必要となります。ご自分だけで行うことは難しいことが多いので、我々理学療法士や作業療法士がその改善にあたります。(他動運動)

他動屈曲-他動外転

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ある程度、動きの改善が見られると、ご自宅での運動も合わせて行なって頂き、その機能の維持と改善を図ります。(自主トレーニング)

バンザイ運動(屈曲)

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外ねじり運動(外旋)

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2.筋力改善トレーニング

腱板はその機能が肩を動かすことであります。

その一部分が損傷しているということは、動かす能力が低下していますので、他の筋肉で代償をしなければなりません。しかし、間違った使い方を繰り返してしまうことで、骨と骨が衝突したり、関節内に余計なストレスを与えることになります。ストレスは炎症を起こし、痛みへとつながる事がありますので、代償的に他の筋肉を使いながら、 正しい運動パターンを学習して行かなければなりません(自動運動)。

この動かす能力でポイントとなるのは、

腱板が始まる(起始部)肩甲骨を動かす筋肉の働きになります。 つまり、肩甲骨を動かす筋肉が弱っていると、腕(肩)を動かすことが難しくなります。

したがって、この肩甲骨周囲の筋力トレーニングも重要となります。

 左右の肩甲骨を寄せる運動(肩甲骨内転)

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肩甲骨を外に出す運動(肩甲骨外転)

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外ねじり運動(外旋)

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内ねじり運動(内旋)

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手術後後療法

保存療法で改善が得られない場合は、外科的な治療が選択されます。

当院では、関節鏡視下手術で損傷した腱板を修復しております。(関節鏡視下腱板修復術)

手術後は、手術をした部位への負担軽減を目的に、写真の様な固定装具を使用します。 この装具は、2週から3週間装着して頂きます。

術後の腱板装具

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当院では、手術翌日よりリハビリが開始となります。

できる限り、痛みを伴わないように、麻酔薬を用いて肩を動かします。 最初は他動的な運動から開始し、徐々に運動方向を増やしていきます。

また、筋力トレーニング(自動運動)も縫合した腱板に無理がかからない動きからになりますが、 2週目以降から開始します。

入院期間中に全てのリハビリメニューが終了となるわけではないので、 外来通院をしていただきながら、肩の機能回復を図っていきます。

具体的なトレーニングは、保存療法と変わりはありません。

腱板断裂のリハビリのスケジュール

時期 リハビリの種類
手術前 手術前日に現在の肩の状態(痛み、関節の動き、筋力など)を評価します。
手術当日 なし
手術翌日 手術後のプログラムに則って開始します。リラクセーション、関節可動域トレーニング
1〜3週間 退院、リラクセーション、関節可動域トレーニング、筋力トレーニング
それ以降 外来リハビリにて継続
3〜6ヶ月 リハビリ終了

*車の運転は、手術をした腕が自由に使える様になるまでは、控えて下さい(おおよそ1ヶ月)。

*仕事復帰は、その内容によって期間が異なります(軽作業で2ヵ月)。

リハビリテーション科

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